宮脇果樹園は大分県由布市庄内町、標高400m〜450mの準高地で梨・桃・葡萄を育てています。
梨・桃・葡萄などの果物は基本的には直接口にするものなので化学肥料を一切使わず、自家製有機肥料を使用し、減農薬や草生栽培など土づくりにこだわり、開園30年を超えた今でも研究を続けています。
自家製有機肥料のみを使用し、果樹と雑草を共生させる草生(叢生)栽培を行うことで、農薬の使用を極限まで減らしているので、小さなお子様にも安心して召し上がっていただけます。
その地域の農薬使用レベルに比べて使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下で栽培する方法のことです。また、使用する農薬も毒性の強いものは使用していません。
果樹と雑草を共生させることで農薬の使用量を最低限に抑えるという栽培法のことです。雑草と共存させることで害虫が雑草で止まるので、害虫駆除の農薬は使わなくて済みます。また雑草は土の中の「えぐ味」を吸収してくれるので果物をさらに美味しく作ることができます。
豊かな自然に囲まれた宮脇果樹園は、準標高に位置する標高300m〜400mにあります。昼夜の寒暖差が激しいので同じ品種でも宮脇果樹園の果物は糖度が高いと評判です。
果物が昼間に溜め込んだ糖類は呼吸をするたびに消費されてしまいます。この呼吸は昼夜を通して行いますが、糖を作る光合成は太陽がある昼間しかできません。
果物の呼吸は温度が高ければ盛んになるので、夜に温度が低くなれば呼吸も低く、それだけ溜め込んだ糖の消費が少なくなり糖分がますということになります。