最近では美容や健康に果物が多く取り上げられるようになりましたね。ここでは果物を「朝」に食べた方がいい理由と宮脇果樹園が作っている「梨」「桃」「葡萄」の美容・健康効果を紹介していきます。
果物を朝に食べた方がいい理由は大きく分けて3つあります。
人は寝ている間に約300ml〜500mlの水分を排出していると言われています。そのため寝起きの体は水分が不足している状態と言えますね。そこで果物を摂取すれば水分と一緒に栄養素も十分に吸収することができます。
果物は水分が多いだけと思われがちですが、様々な栄養素もちゃんと含まれています。特にビタミンCは食後のデザートとして摂取するよりも空腹時に食べた方が吸収率が高いと言われています。
人は眠っている間も絶えず脳が動いている状態です。なので朝は胃袋だけでなく、実は脳も空腹状態と言えます。その時に上質な糖分を含んだ果物を摂取すれば脳の働きを高めることにつながります。
みずみずしく食感も程よい梨ですが、実は梨には体内に溜まった不要物を排出してくれるデトックス効果があります。
梨は88%が水分で残りの12%には体内の余分な塩分を排出するカリウム、腸内環境を整えてくれる食物繊維、糖アルコールの一種である「ソルビトール」が豊富に含まれています。
このソルビートは弁を柔らかくしてくれるので、便秘予防に最適です!
甘くジューシーな桃にもビタミンE、ビタミンB6、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビタミンC、カリウム、マグネシウム、銅などが含まれています。
桃の果肉には体内の不足した体液を補って皮膚に潤いをあたえてくれる働きがあるため、肌をみずみずしく保ち美容にも良いとされています。さらに水溶性食物繊維が豊富な桃は、腸の善玉菌である乳酸菌を増加させ、腸の環境を正常に整えてくれます。
また、梨同様カリウムが含まれているため、むくみや高血圧を予防してくれます。
一粒食べ出すとその甘さに惹かれて手が止まらなくなる葡萄ですが、アンチエイジング効果や美容効果が期待できる成分を豊富に含んでいます。
葡萄に多く含まれている「ブドウ糖」は体内に素早く吸収されエネルギーに変わりやすいので疲労回復や老化防止に役立つといわれています。また、葡萄には「ポリフェノール」が多く含まれているため、若々しお肌を保ってくれます。さらに若返り成分として注目されている「レスベラトロール」も含まれています。この「レスベラトロール」はシミやしわの原因となる「活性酸素」を減少させてくれるので、年齢肌の悩みなどにも効果がありそうですよね。