宮脇果樹園では「なつっこ」「川中島」「西王母」の3つの品種の桃を栽培しています。
なつっこは「川中島」と「あかつき」を掛け合わせて育成された桃で、「川中島」の特徴である糖度の高さ、「あかつき」の特徴である肉質の緻密さを受け継いだ品種です。酸味は少なめで甘味は強め、なめらかな口当たりで人気の桃です。
収穫時期:7月おわり
川中島は果肉がややかためで締まっていて、糖度が高く日持ちも良好です。晩生種なので収穫時期が8月から9月上旬とやや遅いのも特徴と言えます。
収穫時期:8月〜9月
西王母は「川中島」と「ゆうぞら」を交配して生まれた新しい品種の桃で、食べごたえのある大きな実が特徴です。多汁で甘みののりも良く、ここ庄内では気候の関係上、収穫時期が9月下旬と遅いため、他産地の桃と比べて長く楽しんでいただけます。
収穫時期:9月
桃は実が温まると痛みやすくなります。そのため、気温の低い早朝に収穫作業を行います。収穫作業中は下の写真のように実を重ねるので、実を痛めないように収穫から選別までをスピーディーに行います。
2〜3日で食べ頃になるような実を収穫していますので、配送の場合は到着後早めにお召し上がりください。
流水でよく洗ってください。手でこすりながら洗うと、表皮の産毛が取れてツルツルになります。ここまでキレイになると、皮のままでも食べられます。ただし、桃は非常にデリケートな果物ですので、強くこすりすぎると痛みますのでご注意ください。
桃は常温で保存し、食べる2時間前に冷蔵庫で冷やしておくと多少果肉も引き締まり皮も向きやすくなります。桃を切るときはまず溝に沿って包丁を入れて種の周りをそのまま一周させるように切ります。次に桃を両手で軽くひねって2つにわけ、片方の種をえぐり出します。皮を剥くときは包丁を上部から引くように切ると綺麗にむけます。